生きにくいこの世の中で。

いろんな顔して生きてる女のホンネ。

くだらない。

腐って、どーでもいーやと

全てを捨てたらどうなるんだろう


リア充とやらを横目で見ながら、

クソみたいな生活をする


ウソだらけの

馬鹿みたいな連中と

楽しくもない会話をして

無駄に時間をやり過ごす


堕落していく、

それが、望みなのか


ホントのあたしは

どこにいるの?


仕事で

のどかな街に行った。


着いたのが昼過ぎで、

ぽかぽかしてて

店とかなーんもない道を

てくてくと歩く。


アタマの上から

あったかい太陽が照らしてて


なんか、

このまま溶けてもいいと


このまま、消えてもいいと思った。


こんな生き方もあるよ。


そんな声が聞こえた。



昔のことも、

こんな時によく思い出す。


キャバクラで働いていた頃。


陽射しなんて、

あったかい陽射しなんて

ぜんぜん浴びてなかった頃。


あの時のわたしは

金とホストと酒と客の匂いがしてた。


キャバクラの仕事は

キライじゃなかった。


お金を稼ぐのはラクだったし

客もバカが多かったから、

よくお金を使ってくれてた。


指名や同伴をして

ちっぽけな世界で

くだらない優越感に浸る。


キャッチが身銭を切って引き抜きにきて、

店長と殴り合いの喧嘩になって、

時給が倍になったりした。


血を抜いて、

売っているような

そんな仕事。


いつか

一滴もなくなって

死ぬんだ


そうなると

気づいてた。






今のほうが

生きてるのか死んでるのか


わかんないや。